
ある土曜日の朝、『 鶴瓶の家族に乾杯 』の再放送を見ました。
ゲストは、元サッカー日本代表の ラモス瑠偉 。
訪れていたのは、広島ビッグアーチ。
現在の名称では ホットスタッフフィールド広島 と呼ばれているスタジアムです。
番組を見終わったあと、なぜかずっとラモスの言葉が頭に残っていました。
広島ビッグアーチに立つラモスが、とにかくかっこよかった
まず印象的だったのが、スタジアムに立つラモスの姿です。
テレビ越しなのに、グラウンドに入った瞬間、空気が変わるような感じがありました。
「オーラ」という言葉で片付けるのとも、少し違う気がします。
姿勢や立ち振る舞い、視線、声。
そういう全部から、「この人は本当にサッカーを愛して生きてきたんだな」という存在感が伝わってきました。
訪れていた広島ビッグアーチは、現在の名称では ホットスタッフフィールド広島 。
このスタジアムは、Jリーグ開幕前の1992年、 AFCアジアカップ1992 の決勝が行われ、日本代表が初優勝した場所でもあります。
当時の日本サッカーは、まだ「ワールドカップ出場」が夢だった時代。
その中でつかんだ“アジア王者”というタイトルは、日本サッカーにとって大きな転機でした。
そして、そのピッチに立っていた中心選手のひとりがラモス瑠偉。
だからこそ、あの場所に立つラモスには、単なる「元スター選手」ではない重みがありました。
現役時代をリアルタイムで知っている世代としては、やっぱり特別な人です。
今回かっこよく見えたのは、日本のサッカー界を大きく変えた自負が放つものだったのかもしれません。
「別の扉が開くから」という言葉
番組の中で、スタジアムスタッフの一家を訪問する場面がありました。
サッカー一家で、家にいた次男・三男がご対面。
その子たちに、ラモスはこんな趣旨のことを話していました。
「目の前のことを一生懸命やりなさい」
「それがうまくいかなくても、別の扉が開くから」
この言葉が、自分にはすごく刺さりました。
若い頃の自分だったら、もしかしたら、そこまで響かなかったかもしれません。
昔は、「頑張ったなら結果を出さなきゃ意味がない」と、どこかで思っていました。
でも50代になって思うのは、一生懸命やったことって、たとえそれが結果につながらなくても、違う道が見えてくるということ。
その違う道が自分にとって最適な道かもしれません。
仕事でも、人間関係でも、趣味でもそう。
一生懸命にやったからこそ、見えてくるものが必ずあります。
だからこそ、「別の扉が開く」という言葉に、妙に説得力がありました。
しかも、それを言っているのが、ずっと努力を続けてきたラモスだからなおさらです。
親孝行をしなさい
もう一つ印象に残った言葉があります。
ラモスは子どもたちに、
「親孝行をしなさい」
とも言いました。
「家事をやってもらうのは当たり前じゃない」
「お母さんはお手伝いさんではない」
という趣旨のことも話していました。
家族を大切にしてほしい。
お母さんへの感謝を忘れないでほしい。
そんな気持ちが、まっすぐ伝わってきます。
ラモスのやさしさが伝わってくる言葉でした。
若い頃には響かなかった言葉が、心に残る
若い頃は、勢いだけで進めた時期もありました。
でも今は、結果だけではなく、「どう向き合ったか」の大切さを感じることが増えました。
だからこそ、
「目の前のことを一生懸命やりなさい」
というシンプルな言葉が、妙に胸に刺さります。
うまくいかないことがあっても、一生懸命やれば別の扉が開く。
50代になった今だからこそ、その意味が少しわかる気がしました。
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