
先日、Mrs. GREEN APPLEの藤澤涼架さんが、ラジオ番組で中学2年生のリスナーからの相談に答えている記事を読みました。
新しいクラスになってもなかなか友達の輪に入れず、体育のペア活動ではいつも一人余ってしまう。そんなつらさから学校へ行く日も減ってしまったという相談です。
思春期ならではの悩みではありますが、大人になった今でも胸が締めつけられるような内容でした。
そして何より心に残ったのは、相談に対する藤澤さんの言葉でした。
「無理して行く必要はない」という優しさ
最初に印象に残ったのは、「無理して行く必要はない」という言葉です。
学校の先生でも保護者でもない立場だからこそ言えた言葉なのかもしれませんが、私はこの一言に藤澤さんの優しさを感じました。
多くの場合、「頑張って行こう」「きっと大丈夫」という励ましの言葉が返ってきそうです。
もちろん、その言葉が力になる人もいるでしょう。
しかし、本当につらいときは、「頑張れ」という言葉さえ重荷になることがあります。
だからこそ、「無理しなくていい」という言葉は、相手の気持ちを否定せず、そのまま受け止めてくれるような温かさがありました。
優しいだけでは終わらない
ただ、藤澤さんの言葉はそこで終わりませんでした。
「でも、行ってみてよかったと思えたらラッキーくらいに思って行ってみるのもいいかも。」
この一言が、とても印象的でした。
無理に背中を押すわけでもなく、かといって「行かなくてもいい」と投げ出すわけでもありません。
「行けたらラッキー。」
この絶妙な距離感が、とても心地よく感じました。
白か黒かではなく、「そんな日があってもいいよ」と寄り添ってくれるような言葉です。
だからこそ、相談した中学生の心にも届いたのではないでしょうか。
自分の経験を語る誠実さ
さらに感動したのは、自分自身の経験を交えて話していたことです。
学生時代、吹奏楽部の厳しい練習がつらかったこと。
そして現在でも、好きなランニングなのに「今日は走りたくない」と思う日があること。
芸能人だからといって、いつも前向きでいられるわけではない。
そんな等身大の自分を隠さずに話していたことに、人柄の良さを感じました。
特に印象的だったのは、「まずランニングウェアに着替える」「靴を履く」「外へ出る」という小さな行動を積み重ねるという考え方です。
「やる気が出たら始める」のではなく、「小さな一歩を踏み出したら、その先につながっていく」という考え方は、ランニングだけでなく、勉強や仕事にも当てはまりそうです。
私自身も共感しました
私は現在、つくばマラソンでサブ4を目標に練習を続けています。
もちろん、毎回気持ちよく走れるわけではありません。
「今日は休みたいな」と思う日もあります。
ブログを書く気分になれない日もあります。
そんなときに必要なのは、「頑張れ」という言葉ではなく、「まずは一歩だけやってみよう」という考え方なのかもしれません。
ランニングウェアに着替えるだけでもいい。
パソコンを開くだけでもいい。
その一歩が結果として「やってみてよかった」という日につながることもあります。
藤澤さんの話を聞いて、そんなことを改めて感じました。
今日の自分に丸をつける
もう一つ心に残ったのが、「寝る前に今日の自分に丸をつける」という言葉です。
できなかったことではなく、今日できたことを一つだけ見つける。
たとえ小さなことでも、自分を認めてあげる。
年齢を重ねるほど、自分に厳しくなってしまうことがあります。
仕事でも趣味でも、「もっとできたはず」と反省することは多いものです。
だからこそ、一日の終わりに「今日はここがよかった」と自分で認めてあげる時間は、とても大切なのだと思いました。
おわりに
この記事を読んで感じたのは、藤澤さんの言葉には「優しさ」と「現実」の両方があるということです。
相手を甘やかすのではなく、無理に励ますのでもない。
相手の気持ちに寄り添いながら、「小さな一歩だけ踏み出してみよう」と伝える姿勢に、人柄の温かさを感じました。
中学生へのメッセージでしたが、大人になった私にも十分響く内容でした。
今夜は私も、寝る前に今日の自分へ一つ丸をつけてから眠ろうと思います。
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