ゆったり行進曲

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「勘違い」ではなく「思い込み」

最近、勘違いが多いな、歳のせいかな、と思うことが増えてきました。加齢以外に自分に変化があったのか?最近になって気づいただけで、元々そうなのか?と考えていたのですが、調べてみると、「勘違い」と「思い込み」は違うことがわかりました。そして、私の場合、どうやら「思い込み」が激しいような気がしてきました。そこで、今回は「思い込み」について書いていきます。

 


「勘違い」と「思い込み」の違い

「勘違い」とは、単に間違って信じていただけで、単なる思い違いのことです。一方、「思い込み」とは、固く信じて疑わないことです。同じような意味で使いがちな言葉ですが、本質的な意味はかなり違うことがわかります。勘違いで済めばいいですが、思い込みよりトラブルを起こすようでは周りに迷惑をかけることになってしまいます。

 


「思い込み」とは

「思い込み」とは、物事を「きっとこうに違いない」と自分の中で決めてつけてしまっている状態です。さらにいうと、客観的に物事を捉えられていない状態とも言えます。普段から思い込みが激しいと、人とのコミュニケーションに支障をきたしたり、物事を正しく判断できなくなったりしてしまいます。自覚がなく他人を不快にさせていたとしたら、ちょっと怖いですね。

 


思い込みが激しい人の特徴

思い込みが激しい人の特徴を調べてみました。

  • 人の意見に耳を貸さない
  • 他人を信用しない
  • 頑固
  • 視野が狭い
  • 行動力がない
  • 柔軟な考え方ができない
  • 一つの方法以外を頭の中から排除する
  • 指摘されるとひどく落ち込む
  • 自分の都合の良い方に解釈する
  • 異なる意見を言われると否定されたと捉える
  • 自分が一番不幸だと思っている
  • 自分の考えが正しいと思っている
  • 客観的に判断できないときがある
  • 極端なポジティブ思考・ネガティブ思考
  • プライドが高い
  • 自分を否定されることを恐れている

いかがでしょうか?当てはまっていることが多い人は思い込みが激しい人である可能性があります。

 


「思い込み」を避けるための4つの方法

1.深呼吸する

自分が落ち着いたと思えるまで深呼吸を繰り返しましょう。

 

2.「いま」に意識を向ける

過去(成功事例など)にとらわれてしまうことが思い込みの原因になります。相手の状況も含めて「いま」に意識を向けましょう。

 


3.客観的に物事を見る

自問自答をして、視野が狭くなっていないか、感情に流されていないかセルフチェックをしてみましょう。

 


4.疲れているときの判断を避ける

疲れているときは冷静な判断ができない可能性が高いです。よって判断を避けることが賢明です。

 


普段から意識することで「思い込み」を避ける

・しっかり・じっくり考える

自分の思いや考えに疑問を感じることを習慣にしましょう。即否定はもってのほかです。

 


・さまざまな人の意見に触れる

意識的に人に会うようにしていろいろな考え方に触れ、相手を理解するクセをつけましょう。そして自分以外の視点を増やしましょう。人見知りの人はせめて人間観察をしてみましょう。