ついに日本にも感染者が出たと発表されました。サル痘とはどんな病気なのか?死の危険性はあるのか?調べてみました。
感染者の確認は国内初
7月25日、天然痘に症状が似ているといわれる「サル痘」の感染者が東京都内で確認されました。国内での確認は初めてだそうです。この男性はヨーロッパへの渡航歴があり、後にサル痘と診断された人との接触歴があるとのことです。
WHOは緊急事態を宣言
世界保健機関(WHO) は7月23日、世界に拡大するサル痘の状況を受け、はサル痘を「PHEIC(フェイク)」と呼ばれる国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に該当する宣言を出しています。
サル痘の症状
簡単にいうと、サル痘とは発熱やだるさを伴う、全身に発疹を作るウイルス感染症です。7日から14日の潜伏期間の後、発熱や頭痛、リンパ節の腫れ、筋肉痛などが1日から5日間続き、その後発疹が出るようです。多くの場合、発症後、2週間から4週間で自然に回復し、軽傷で済むようです。サル痘の発疹は固く、中央部分に膿を持つのが特徴とされています。
濃厚な接触をすれば誰にでも感染する可能性はあり、幼児や妊婦は重症化する恐れがあるので注意が必要です。