いっしょに食事をしている人がクチャラーだったらとても不快になりますよね。でも、自分の咀嚼音って意外と気にならないもので、自分自身がクチャラーだったことを知らなかったことも意外と多いようです。この記事ではクチャラーになってしまう原因やクチャラーから卒業する方法などを紹介します。
クチャラーとは
「クチャラー」とは、食事の時にクチャクチャと音をさせながらものを食べる人のことを言います。いわゆる咀嚼音が他人に聞こえてしまう人のことです。
クチャラーになってしまう原因
普段から口で呼吸をしている
本来、ものを食べるときは鼻で呼吸し、口は閉じておくべきです。口が開いている状態で食べ物を噛むと、咀嚼音が漏れてしまうからです。口を閉じて食事をするためには鼻呼吸をする必要があります。普段から口呼吸の人は、無意識のうちに口を閉じずに食事をしてしまいます。そうすると、咀嚼音が口から漏れてしまいます。
一度にたくさん口に入れて食べる
食べるときに、食べ物を一度にたくさん口に入れると、咀嚼音も大きくなります。口に入れているものが多いのですから、口を閉じて噛むことも難しくなります。一度にたくさん口に入れること自体、食事のマナーとしてどうかと思いますが、咀嚼音が漏れてしまうと二重のマナー違反になってしまいます。
食べるときの姿勢が悪い
姿勢が悪いと口呼吸になりがちです。口呼吸だとクチャラーになってしまうのは先ほど書いたとおりです。また、猫背になっていると、食べているときに奥歯ではなく、前の方の歯で噛む傾向があるようです。それによって、咀嚼音が口から漏れやすくなってしまいます。食べるときは姿勢を正して食べましょう。
クチャラーから卒業する方法
口輪筋を鍛える
うーあー体操で口の周りの筋肉である口輪筋を鍛えましょう
- 「うー」と言いながら唇を前に突き出す
- 「あー」と言いながら口角を引き上げて笑顔を作る
10回ほど繰り返す
舌の筋肉を鍛える
あいうべ体操で舌の筋肉を鍛えましょう
- 「あ~」と口を大きく開ける
- 「い~」と思い切り横に口を広げる
- 「う~」と唇をとがらせて、大きく前に突き出す
- 「べ~」と舌をアゴの方に下に向けて出す
10回ほど繰り返す
食べ方自体を変える
食べるときは姿勢を正して、ゆっくり噛んで食べましょう。そして一口の量もほどほどに。
まとめ
食事をするのはとても楽しい時間です。その食事の時間を咀嚼音によって他人を不愉快にしてしまっては、せっかくの楽しい時間が台無しです。いま一度、自分がクチャラーでないか確認してみてはいかがでしょうか。そして、もしクチャラーだったら、意識して直しましょう。