
本を一冊読み終えただけで、
人生が大きく変わることはそうそうありません。
ただ、見え方が少しだけ変わることはある。
『きみのお金は誰のため』を読んだあと、
「誰のために働くのか」という問いが、
しばらく頭から離れませんでした。
その問いは、
すぐに答えが出るようなものではありませんでした。
家族のため、生活のため、将来の不安のため。
どれも間違いではないけれど、
どこかしっくりこない感覚がありました。
もう少し時間をかけて考えてみよう。
そう思ったとき、
「学び直すこと」から始めてみようと思いました。
何を学び直すか考えている中で、
少しずつ気になり始めたのは、
戦争や対立の背景にあるものです。
国や宗教、思想の違いだけで片づけてしまいがちですが、
その奥には、貧困や教育不足、
そして「選択肢の少なさ」があるように感じました。
不安を抱え、他に道が見えないとき、
人は極端な言葉や考えに引き寄せられやすい。
その構造は、遠い国の話ではなく、
私たちの身近な社会ともつながっている気がしています。
だからといって、
何か大きなことができるわけではありません。
世界を変える力も、誰かを導く立場でもない。
ただ、自分ができそうだと思ったのは、
学び直しながら考えたことを、そのまま共有することならできる
ということでした。
今後、「ゆったり行進曲」では、
自分自身が「知らなかった」「考えが変わった」ことも記録していきたいと思います。
それが、誰かの選択肢をほんの少し広げることにつながったら、
うれしいな、と考えています。
——
同世代の方のブログも参考にしています。
——