
Boy, go and follow your heart.
And you’ll be fine at the end of the line.心のままに進んで行け、最後はきっとうまくいく。
――Bob Dylan
(1974年 アルバム Planet Waves 収録
「Going, Going, Gone」より)
この言葉は、ボブ・ディランの楽曲「Going, Going, Gone」の中に登場する歌詞です。
歌の中では、祖母が若者に語りかける言葉として描かれています。
若い頃にこのフレーズを聞いていたら、
「理想論だな」「きれいごとだな」
そう感じていたかもしれません。
現実には、仕事や家庭、世間体や将来の不安があり、
心の声よりも「正解そうな選択」を優先して生きてきた人も多いはずです。
自分もその一人でした。
けれど50代になり、少し立ち止まって振り返ってみると、
後悔として残っているのは、失敗したことよりも
「本当はやりたかったのに、やらなかったこと」だったと気づきます。
ディランが歌う follow your heart は、
衝動的に生きろ、無責任に夢を追え、という意味ではないと思います。
そうではなく、
・これは本当に自分が望んでいることか
・無理をしすぎていないか
・やらずに後悔しないか
そんな問いを、自分に正直に投げかけ続けることなのではないでしょうか。
そして end of the line。
人生の終盤に差し掛かったとき、
「自分の心を裏切らずに生きてきた」
そう思えるかどうか。
それができていれば、
結果がどうであれ、きっと fine なのだと思います。
おやじになった今だからこそ、
このシンプルな言葉が、静かに胸に沁みてきます。
今日も大きな決断はいりません。
ほんの少しだけ、心の声を優先してみる。
その積み重ねが、人生の終点を
穏やかな場所にしてくれる気がします。
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おやじのブログを拝見しています。
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