
年齢を重ねると、若い頃には気にならなかったことが心に引っかかるようになります。
その一つが「劣等感」。
誰かと比べて落ち込んだり、自分に足りない部分ばかりに目がいってしまったり。
でも、劣等感は本当に悪いものなのでしょうか?
あなたが劣っているから劣等感があるのではない。
どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。
目標がある限り劣等感があるのは当然なのだ。
――― アルフレッド・アドラー(小倉 広 著『人生に革命が起きる100の言葉』より)
劣等感は「劣っている証拠」ではない
年齢を重ねても、いや、重ねるからこそかもしれませんが、「自分はあの人より劣っているのではないか」と感じる瞬間があります。
仕事でも、趣味でも、人と比べては落ち込み、時に「劣等感」に押しつぶされそうになる。
けれど考えてみると、劣等感を抱くのは「自分に目標があるから」なんですよね。
もっと上を目指したい。少しでも成長したい。そう思うから、他人との違いに敏感になるのです。
マラソンから気づいたこと
私の場合、それを強く実感するのはマラソンです。
昨年のフルマラソンは4時間27分。目標はサブ3.5。
同世代でもっと速く走る人たちを見れば、「自分はまだまだだ」と悔しさが湧いてきます。
でもその悔しさがあるからこそ、「朝ランを続けよう」「ストレッチを欠かさないようにしよう」と行動につながる。
つまり、劣等感はマイナスの感情ではなく、前に進むためのガソリンなんだと思うのです。
仕事でも同じだった
経営企画に異動したときもそうでした。
分析力やプレゼン力に優れた同僚を目の当たりにして、「自分は劣っている」と感じました。
でも、その気持ちがあったから勉強を重ね、少しずつスキルを身につけることができた。
もし劣等感がなかったら、成長の機会を逃していたかもしれません。
劣等感を味方にする
大事なのは「劣等感=悪いもの」と決めつけないこと。
むしろ、劣等感を感じている人ほど、まだ挑戦している人なんです。
50代になった今でも、走り続けたいし、新しいことに挑戦し続けたい。
だからこそ、劣等感はこれからも大事な伴走者になるはずです。
あなたもきっと、何かしらの劣等感を抱えているはずです。
でもそれは「劣っている証拠」ではなく、「まだ前を向いている証拠」。
そう考えれば、少し気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
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