
相田みつをさんの言葉には、いつも人間らしい温かさがあります。
今回紹介するのは、そんな名言のひとつ。
「背のびする自分 卑下する自分 どっちもいやだけど どっちも自分」
ーーー相田みつを
誰にでもある「背のび」と「卑下」
私たちは、他人からよく思われたくて背のびしてしまうことがあります。
同時に、理想と現実の差に落ち込み、「自分はダメだ」と卑下してしまうこともあります。
この2つの気持ちに振り回されて、苦しくなるのは珍しいことではありません。
それもまた“自分”
相田みつをさんは、その両方を「どっちも自分」と言っています。
嫌な部分も、未熟な部分も、切り捨てずに丸ごと受け入れる。
完璧を目指す必要もなく、無理に前向きになる必要もない。
そうやって「ありのまま」を認めるところから、自分を愛することは始まるのです。
自分を好きになる第一歩
「自分を愛そう」と言われても、すぐにはできません。
でも「背のびも卑下も、どちらも自分」と思えるだけで、心は少し軽くなります。
自分を責めすぎず、揺れ動く心ごと抱きしめる。
それが自分を好きになる最初の一歩なのだと思います。
まとめ
私たちは誰しも、背のびも卑下も繰り返しながら生きています。
その不完全さも含めて「自分らしさ」なのだと、相田みつをさんの言葉は教えてくれます。
今日もまた、少し優しい目で自分を見つめてみませんか。
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