こんばんは。
金曜日の夜、お疲れさまでした。
一週間を走りきって、ようやく迎えるこの時間。
ゆっくりと湯船に浸かりながら、あるいはお気に入りの飲み物片手に、
少しだけ心をほどく――そんな時間に、ひと言だけ名言を添えてみたいと思います。
名付けて、「おやじの名言タイム」。
第1回は、世界のホームラン王・王貞治さんのこの言葉を。
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない。」―― 王貞治
若い頃にこの言葉を聞いたときは、
「そんな厳しいこと言わなくても……」と感じたものです。
でも、50代になった今だからこそ、響いてくるものがあります。
“努力してるつもり”と“本当にやりきった努力”の違いは、
誰よりも、自分自身がよくわかっている。
「やるだけやった」と思えるときは、
たとえうまくいかなかったとしても、どこか心に納得がある。
けれど、「本気を出しきれていなかったな」と思うと、
結果以前に、自分に言い訳しているような気持ちになる。
この言葉は、「もっとやれ」という叱咤ではなく、
「自分自身に、ちゃんと向き合ってみなよ」という静かな問いかけなんだと思います。
焦らなくていい。完璧じゃなくてもいい。
でも、“自分に胸を張れるか”だけは、大事にしたい。
そんなふうに感じる金曜日の夜です。
それでは皆さん、よい週末を。
また次回の「おやじの名言タイム」でお会いしましょう。
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