
金曜日の「おやじの名言タイム」で、
ジョー・ストラマーの言葉
「Punk is attitude, not style」
を取り上げました。
書き終えたあと、
ある曲のことがずっと頭に残っていました。
The Clashの「Complete Control」です。
The Clashの曲で、いちばん好きな曲はどれか。
そう聞かれたら、少し迷いますが、最後はやっぱり
**「Complete Control」**を挙げると思います。
代表曲と呼ばれることは多くありません。
それでも、この曲にはThe Clashの本質が詰まっている気がします。
Complete Controlは、
音楽業界やレコード会社への不満から生まれた曲だと言われています。
ただ、この曲が放っているのは、
単なる業界批判ではありません。
「勝手に決めるな」
「俺たちのことは、俺たちで決める」
そんな感情が、ストレートに鳴っています。
若い頃に聴いたときは、
速くて、荒くて、勢いのある曲だという印象でした。
正直なところ、深く考えずに「かっこいい」と感じていたと思います。
でも今あらためて聴くと、
この曲が突きつけてくるのは、
もっと普遍的な問いだと感じます。
会社でも、組織でも、家庭でも、
いつの間にか「誰かが決めたルール」に従うのが当たり前になる。
気づかないうちに、
自分で考えることを手放してしまうこともあります。
Complete Controlが問いかけてくるのは、
「それで本当にいいのか?」
という、ごくシンプルな疑問です。
The Clashは、僕にとってリアルタイムのバンドではありません。
自分が好きだったTHE MODSが尊敬し、親交もあったバンドとして知りました。
ラジオ番組で紹介されていたのが、聴くきっかけです。
単純にかっこよかった。
そして、音楽がとても多様だった。
その中でもComplete Controlは、
いちばんストレートに感情が伝わってくる曲でした。
若い頃は、反発するための曲として聴いていた気がします。
今は、自分を取り戻すための曲として聴いています。
月曜日の夜。
一週間が始まり、またいろいろな「決まりごと」が動き出す時間です。
すべてをひっくり返す必要はありません。
大声で叫ぶ必要もない。
でも、少なくとも
自分の中のハンドルだけは、手放さない。
Complete Controlは、
そんな当たり前で大切なことを、
静かに思い出させてくれる曲です。
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